JCM Japan Cash Machine GmbH

JCM Japan Cash Machine GmbH 勤務概要(1994-2002年当時)

 

ビルバリ(*1)の世界的なメーカーとして業界では有名で、1990年代、アメリカのラスベガスでは90%以上の圧倒的なシェアを誇っていた、JCM(日本金銭機械) のビルバリをヨーロッパで販売するために、1994年にヨーロッパ駐在事務所をドイツ、Bingen市に設立し、1人駐在員としてオフィース兼自宅で業務開始。

 

アメリカでの販売実績をテコに、ヨーロッパ中の潜在顧客メーカーであるゲーミング機メーカー、駐車場料金自動支払機器メーカー等にアプローチ、プロモーションを行う。欧州ではそれまで硬貨による対価の受け取りが一般的であったものを、「ビルバリ(*1)を導入すると自動的に売り上げが上がります!」 という説得で導入に成功。

 

各業界でのビルバリの導入が始まって需要が起こり、1994年当時に4億円ほどだった売り上げを約30億円までに増加達成(2002年当時)。

 

1996年には、フランクフルト郊外にあった駐在事務所をデュッセルドルフに移し、現地スタッフを2名採用して業務拡大。伸び続ける売り上げをサポートするために続々スタッフを採用。

 

売り上げおよびスタッフの増加にともない、1999年に現地法人を設立し。2002年のユーロ導入まで代表取締役として勤務。

 

現地法人のスタッフの中には、4人もの元独立自営業者、つまり何らかの自分のビジネスを独立自営業者として経験しているやる気のある人財がいて、その4人が特に活躍をして売り上げに貢献。

 

2001年当時まで、産業界に対して全く無関心だったドイツ連邦銀行を含む欧州中央銀行に対し、主なビルバリメーカー10社に声をかけて集め、業界のグループとしての存在感を作り上げて圧力をかけ、ユーロ紙幣発行前に紙幣の開発に関する産業界との打ち合わせを行うシステム(*2) を作り上げることに成功。

 

今日では、ユーロ紙幣を新しく造幣、発行する際には、このように欧州中央銀行と産業界との連携プレーが行われているのは、一般的には知られていないものの、業界内では有名な事実。

 

*1 ビルバリ = 紙幣鑑別機。

清涼飲料水の自販機などに搭載されている、紙幣の真偽を鑑別して収納するユニット(部分的な機械)

 

*2 = 欧州中銀と、紙幣処理機器産業界との新紙幣開発に関する協力関係

各紙幣のサイズの差は、それらを区別して見分けやすくする意味があります。特に盲人にとっては大切なものです。ですがそれは産業機器にとってはその処理を難しくしています。

 

そこで例えばアメリカでは、ドル紙幣の幅も長さも同じで紙幣処理機器にとっては易しく、日本では幅の違いをなくして産業機器に取り扱いやすく、長さの違いで盲人に見分けやすくしていますが、ユーロ紙幣の場合は幅も長さも違って紙幣処理機器を無視したデザインとなっていました。

 

幅と長さの違いは現在も同じですが、それでも今日欧州中銀は、産業機器の存在を知り、新しい紙幣をデザインするたびに産業界と連係プレーを行うようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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