駐在員事務所設立

日本の企業がドイツに進出してくる場合にまず行うことで最も多いのが駐在員事務所の設立です。駐在員事務所設立の長所は、市に登録するだけ(*)ですので、必要書類さえ揃えれば誰にでも簡単にすぐに行えることです。様々な経費は日本から送金して負担することになります。ドイツで納税の義務がありませんので、19%の消費税も1年に1度還付請求することができます。

* 所在地の市役所営業届係(Gewerbemeldestelle) に対する営業届(Gewerbeanmeldung)

 

但し現地のDeutsche Bankや、Commerzbankなど大手銀行口座の設立には下記の書類が必要です。

1 履歴事項全部証明書  

2 (印鑑登録証明書)

3 手紙営業 口座の所在、別紙

4 翻訳

5 1-3 のアポスティーユ
 

銀行口座のご利用方法:

デュッセルドルフにある日系の銀行さんは東京三菱UFJ、みずほさんなどですが、一般業務を行なっていなため、日本側でのお付き合いの延長の為や、駐在事務所への送金用などに使われています。

普段の現金引き出しや支払い振込み等で不便なので、普通は地元の銀行もその用途に使います。つまり、日系の銀行さんを通じて本社から毎月の経費を現地の駐在事務所口座に送り、そこから現地の銀行の駐在事務所口座に移し、そこから給与や必要な経費の支払いなどを行ないます。駐在員の個人口座も同じような理由から、現地の銀行の口座がお勧めです。

その代わりに短所は、活動の内容が技術的なサポートや市場調査などに限られていて、営業活動も営業支援活動もできないことです。請求書も勿論発行できませんし、技術サポートをするふりをして営業活動(例えば注文取り)を行っていて、それが後に見つかると大変なことになります。よって原則的には注文に 関する書式の営業活動などは、駐在員事務所で行うのではなく、本社とこちらにある顧客との間で直接行うことになります。

駐在員事務 所を設立する場合、普通は本社からえり抜きのスタッフを派遣しますが、そのスタッフのバックアップは勿論のこと、追加で必要とあれば現地のスタッフ探しから採用のお手伝い、駐在員事務所に必要な経理事務など全ての業務において必要なことのお世話をさせていただくことが可能です。

駐在員事務所を設立した後に、営業活動が一切できないのは困る、売り上げはある程度は見込める、でも売り上げ額で全ての経費をまかなうにはまだ自信がない... という時の方法として、駐在員事務所を保ちながら現地法人を設立する、両者を平行して運営する方法です。例えば日本の本社から数人の駐在員が派遣されていて、現地のスタッフも数人いるとします。それらのスタッフを駐在員事務所と現地法人に分けて運営します。

駐在員事務所の場合、ドイツにおける責任の伴う存在とならないため、リースを受けることができません。例えばカンパニーカーなどをリースで用意することができないのです。ですが、弊社のサポートがあれば、信用をお貸しすることにより、そのような問題もクリアーできます。

駐在員事務所の設立なら、事務所の場所の選定段階からご相談を受けて、事務所探し、会計処理、現地ドイツ人スタッフの雇用、駐在員の渡独に関することまで、まずは無料でご相談にのらせていただくことが可能です。

ドイツの給与・所得税に関して

 

駐在員事務所設立届出に必要な書類

1). 駐在員事務所設立申請用紙 (ドイツの司法書士が用意) *

2). 履歴事項全部証明書(登記簿に記録されている閉鎖されていない事項の全部であることを証明した書面、日本の法務局発行)

2). - A). 本社名称

2). - B). 業務内容

2). - C). 資本金金額

2). - D). 発行済株枚数とその詳細

2). - E). 役員一覧 (氏名、生年月日、住所) とその役割

2). - F). 監査役一覧

3). 公認翻訳事務所による、2). - A). - F). の公式和独訳

4). 設立する駐在事務所の名称と住所

5). その責任者の氏名、生年月日、住所

6). その責任者が、4). の法人を運営する旨の本社の任命書及び和独訳

* ドイツの司法書士(NOTAR) 1). の用紙を準備し、記入しますが、それには前もって 2). 以下の情報が必要です。記入作業が終わり、5). の者がNOTAR に行き、パスポートでもって本人紹介をして、サインをして申請が行なわれます。

 

只今ご提供できる各種のサポートサービス

オールインワンサポート

広い弊社オフィース内の一部に机を置いてそこに駐在員事務所を設立します。駐在員事務所の設立手続き処理から、駐在員のドイツ滞在スタート時のさまざまな手続き処理、各方面から届くようになる独文レターの解読、説明から処理まで、弊社オフィース内にて独立した仕事机を持つ駐在人がドイツ言語や商習慣から煩わされることなく業務を行えるように身近でサポートいたします。                

詳しくはこちらのページ

 

 

各種アラカルトサポート

1. 各種手続きサポート

オフィースの選定から契約、会社設立登記、商業登録手続き必要官公庁での手続き、各インフラ関係の手続き、什器備品等準備のサポート、滞在ビザの申請税務署への申請VAT(売上税) ID 番号の取得、ドイツ人スタッフの面接から採用...等。

2. 経理サポート

事業の規模や内容、言語等などでその組織に適切な会計士のご紹介、初期の仕事の依頼。

3. 法務サポート

必要に応じて弁護士の紹介、初期の仕事の依頼、滞在ビザの取得が通常の方法では困難な場合の弁護士への依頼サポート。

弁護士代費用は直接の実費となり含まれておりません。

4. 保険類

健康保険および社会保険の選定、その他オフィースや業務に必要なさまざまな保険の選定から契約まで

5.スタートアップに伴うその他の必要業務

初期業務スタートのサポート、ドイツで必要とされるビジネス習慣のアドバイス、駐在員・出向員に必要とされる、住まいと暮らしに関係するあらゆるスタートアップのサポートおよびアドバイス。

各専門家の費用は実費となり含まれておりません。

メリット

各種手続き・事務・労務・税務・法務・その 他設立に伴う総合的なサポートサービスを提供いたしますので、ドイツ語を必要とする様々な業者への手配を依頼する手間ひまが不要となります。弁護士や会計 士への依頼事項を必要最小限にすることができますので、経費の節約ができます。複数の起業や運営に関わったスタッフがサポートし、緊急の場合など通常営業 時間外にも対応可能です。最終目的・目標は、クライアントの100%の満足度になります。

料金:

上記のフルサポートから、不要なものを除いたアラカルトまで、駐在される人数に合わせてお見積もりいたします。

 

オプショナルアフターサポート

現地組織立ち上げの後、軌道に乗せるまでの特に最初の12年間は大変です。そういう時に役に立つ、ドイツ語がネックとなるあらゆる業務および生活のサポートです。

サポートの内容は、業務サポート一般と、社員の生活サポートを合わせたものになります。

 

 

日系法人にとって、デュッセルドルフでの現地組織立ち上げには下記の利点があります。

1) デュッセルドルフ市は、昔から商業の中心地として栄え、世界中のメーカーが集まっています。

2) 日本商工会議所のメンバー法人数が欧州の都市で1番多い。つまり、パリやロンドンよりも多くの日系企業がデュッセルドルフの商工会議所に集まっています。(その数500社以上)

3) 日系企業が集まっているので、情報も集まりやすく、日本人向けのインフラが整っています。

4) 治安が良く(一部を除く)、町全体が親日的です。デュッセルドルフの人口が約60万ほどで、日本人がその約1%。町全体が大き過ぎずにしかも何でも揃っています。

5) 全日空が日本との直行便を持っています。

6) フランクフルト、アムステルダム、ブリュッセル等に約2時間、欧州全体で見てもほぼ中央に位置しています。

金融関係でしたらフランクフルトがお勧めです。(但し、デュッセルドルフもドイツで第2の金融都市)ドイツにこだわらず、欧州全体の物流(販売) を考えた場合はやはりロッテルダムが最もお勧めとなります。

 

 

駐在員事務所100%、お任せセットアップ~運営代行

少しでも早くドイツに駐在員事務所を設立して、ドイツ・ヨーロッパのビジネスの足がかりとしたい でも本社から派遣するのに適した社員がいない

ドイツにおける御社の今後のビジネスの予定を詳しくお伺いして、それに合わせて駐在員事務所を準備、セットアップ。本社から自社社員を送れるようになるまでの、駐在員事務所の設立から運営までを一切合切、承ることも可能です。現地で日本人の駐在員を探して雇用するまでのサポートも行えます。詳しいことは、ケースバイケースでご相談を承ることが可能です。

お問い合わせはこちらから

駐在員事務所設立サポート費用例(実際の仕事量で大きく変わります)

 350,00  (責任者/担当者がビジネスレベルでドイツ語/英語ができるかどうかでお世話の度合いが違いますので料金も変わります。費用には、ドイツの消費税19%が加わります)

初めての駐在員事務所出向社員派遣のお手伝い(*1)から、駐在員事務所セットアップ(*2)まで、実際に駐在員事務所がスタートするまでに必要なあらゆる業務をきめ細かくサポート。

*1 ビザ取得や住宅探し等まで全てをフォロー。

(申請費用などの準備に実際にかかる費用は実費ご負担となります)

*2 現地法人がスタートするまでのあらゆる準備サポート。

 

オプション: 駐在員事務所設立サポート・スペシャル

50% OFF

上の駐在員事務所設立サポートを、コンサルレベルのみでお手伝いいたします。つまりしなければいけないto do」 をどのようにするかのノウハウは提供させていただき、提供を受ける側、例えば出向してくる現地責任者は、その情報に基づいて自分で考えて行動を起こします。

この方法により、ただ単にサポートを受けて人任せで設立を行うのではなく、側面援護を受けながら、現地責任者が自分自身で進めていくので、現地でのその知識と経験が蓄積されて自社のバリューとなって残ります。但し英語能力は必須となります。

その第一ステップとしてはまず、http://netdeduessel.com/tag/germanydebusiness/ のビジネスに関する各記事を本人に読んでいただき、ご理解していただくことから始まります。

 

オプション: 駐在員事務所アフターフォロー・スタンダード

 350,00/月~ (同上。ドイツの消費税19%が加わります)

駐在員事務所設立後の総務、営業、技術、経理、人事、経営その他の面での現地サポート。頻度の高い打ち合わせを行い、現地側の問題で滞っている点を全てクリアーにします。電話によるサポートは常時可能。

弊社のシェアオフィースをご利用の場合はこの費用が家賃に含まれています。

 

オプション: 駐在員事務所アフターフォロー・VIP

 850,00/月~ (ドイツの消費税19%が加わります)

駐在員事務所設立後、現地法人責任者が慣れるまで、あるいは育つまでの 間の総務、営業、技術、経理、人事、経営、その他のあらゆる面でのサポートを行います。毎日のように打ち合わせを行う完璧なサポート体制。実際には、ご依 頼いただいている間の、組織の舵取りをお任せいただくことになります。現地責任者に自信がついた時点でいつでもバトンタッチ・解約可能です。

 

オプション: 現地法人アフターフォロー・エコノミー

 380,00/月~ (ドイツの消費税19%が加わります)

駐在員事務所設立後の総務、営業、技術、経理、人事、経営その他の面での現地サポート。週レベルで打ち合わせを行い、現地側の問題で滞っている点を全てクリアーにします。電話によるサポートは常時可能。

他にもケースバイケースでのご相談を承っています。営業、技術、経理、人事、経営その他の面での現地サポート。頻繁に打ち合わせを行い、現地側の問題で滞っている点を全てクリアーにします。

 

オプション: 駐在員事務所アフターフォロー・オンデマンド

固定費ではなく、必要の都度のご請求

難易度により、€ 55,00~135,00/時間 または  350,00~850,00/日

駐在員事務所設立後の総務、営業、技術、経理、人事、経営その他の面での現地サポート。

以上に明記の設定以外にも、あらゆるシーンに適したケースバイケースでのご相談も承っています。

 
 

* 多数の難民受け入れにより、有能な弁護士のサポート無しではビザの取得がほぼ不可能に近い状態ですが、弊社の協力先であるエッカート弁護士事務所ではほぼ問題なく駐在員・出向者(€250+消費税) 程度、独立自営者(€500~€2.500+消費税) 程度にてビザを取得できています。€500~€2.500 の違いは、どの程度のレベルでビジネスプランを独文あるいは最低でも英文にてご自身で作成できるかどうかの違い等になります。

germanydebusiness – ブログ ネットdeデュッセル

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